オーストラリアロゲイニング協会の

ロゲインルール

これからロゲインを始める方のために、オーストラリアのロゲインルールを日本語訳したものです。
全てのロゲイン大会が、この規則通りに行われるというわけではなく、 各大会、地域の特色に合わせた規則を制定しておりますので、あくまでも参考にとどめてください。


ロゲイニング競技規則

出典 :オーストラリアロゲイニング協会「競技規則」

競技規則:

ロゲイニングは徒歩により移動する長距離クロスカントリーのチーム競技である。 コース上のチェックポイントを指定された時間内に見つけることにより得点が与えられる。 チェックポイントは任意の順番にまわることができる。

定義
「コース」とは、ロゲイン競技時間中にチームで移動する場所全てを指す。 ただし、主催者により指定された競技外地区やアクセス道路、例えば、 駐車場やキャンプ場などを除く。 「競技会場」とは、コースの他、競技外地区やアクセス道路も含む。

エントリー

第1条
チームは2〜5名の競技者で構成される。
第2条
チームに14歳以下の競技者が居る場合には、必ず18歳以上の競技者が含まれていなければならない。
第3条
表彰は年齢と性別に基づいたいくつかのカテゴリーに分けて行われる。 各チームは、適切なカテゴリーに登録されていなければならない。
第4条
チームのメンバーは、ロゲインが開催される競技エリアやコースまたはその地図に精通している競技者を含んではならない。

土地と所有物に対する敬意

第5条
競争者は地域と私有地を尊重しなければならない。
一 競争者は農地や植林地、主催者により指定された立入禁止区域を横断してはならない。 ただし、主催者により特別に許可されたエリアを除く。
二 競争者は、住居や幼木から適切な距離を保たなければならない。
三 競技者は、通行可能なフェンスやその支柱やそれらの間の鉄線を横切る場合、十分に注意を払わなければならない。 全てのチームは、ゲートを元通りにしなければならない。
四 競争者はごみを捨ててはならない。
五 競争者は競技会場で火を扱ってはならない。
六 競争者はコース上でたばこを吸ってはならない。
七 競争者は植物あるいは動物の生態系を過度に破損・妨害してはならない。
八 競技会場では、猟銃を含むいかなる種類の武器、猟犬を禁止する。

競争者の行為

第6条
公式スタート時刻まで、競争者はコースに入ってはならない。
第7条
コース上に持ち込むことの出来るナヴィゲーション用具は、競技地図、方位磁石および時計のみである。 これら以外のナヴィゲーション用具、万歩計、高度計、GPS受信機等はコース上へ持ち込むことは出来ない。 競技地図に示される情報以外の追加情報のある地図の持ち込みもしてはならない。
第8条
コースプランニングのためにコンピューターを使用してはならない。
第9条
競争者は自力で移動しなければならない。
第10条
コース上では、チーム構成員は、互いに声の聞こえる範囲内で行動しなければならない。 この点について運営者あるいは他チームから確認された場合には、その場で実証しなければならない。
第11条
運営者からスコアカードの確認を求められた場合、速やかに提示しなければならない。 また、運営者あるいは他チームからチームナンバーの確認を求められた場合、速やかに知らせなければならない。
第12条
チームは他人から助力を受けたり、協力を受けてはならない。また、故意に他チームに続いてはならない。
第13条
チームで使用する目的で、競技前にコース上に食料や用具を置いてはならない。 また、競技中、全ての食料や用具はコース上で捨ててはならない。
第14条
競技中、各競争者は常にホイッスルを携帯しなければならない。 緊急時、競争者はホイッスルを短い音で吹き続けなければならない。

チェックポイント
第15条
チームの全構成員は同時にチェックポイントの20m以内で目視できる距離に到達しなければならない。
第16条
チェックポイント毎に得点を獲得するためには、主催者から配布されたスコアカードに記印すると共に、到着時刻、チーム番号および次に向かうチェックポイント番号を設置されている用紙に記入しなければならない。 もし、間違った場所に記印した場合、競技終了後ただちに運営者にその旨を伝えなければならない。
第17条
競技中、スコアカードを紛失した場合、任意の1枚の用紙に記印することができる。 記印が識別可能な場合に限り、運営者はこれを受けいれなければならない。その際、チームは運営者に対し記印とチェックポイント番号とを対比できるよう示さなければならない。
第18条
チェックポイントが給水地点で無い限り、競技者はチェックポイントの半径100m以内で休憩してはならない。
第19条
競争者は、故意に、チェックポイント、給水所あるいは運営者によってコースに設置された設備に危害を加えてはならない。

ゴールエリア

第20条
チームが競技中にゴールエリアを訪れる際には、必ずチーム構成員全員が一緒に運営者へ報告し、スコアカードを提出しなければならない。
スコアカードは、チームがゴールエリアを離れる際に返却される。
第21条
チームがゴールする際には、チーム構成員全員が一緒にゴールエリアに到着し、運営者にスコアカードを提出しなければならない。
第22条
競争者が棄権を希望する場合には、チーム構成員全員でゴールエリアに戻り、運営者にその旨を報告しなければならない。
棄権選手が出たチームは、その時点で競技終了となる。ただし、残りの構成員で新規のチームを形成し、それを運営者が許可した場合には、新たに競技を開始することが出来る。
その場合、既に獲得したチェックポイントは無効となる。

罰則と提訴

第23条
これらの規則に違反した場合、失格となる。ただし、第16条もしくは第18条(訳者注:第17条の間違いか?)による減点の場合を除く。この規則に基づいて失格したチームは、DSQと記録される。
第24条
もしチームがいかなる理由のためにいかなる規則を守ることができない場合、そのチームは、運営者の助言に基づいて、ゴール後速やかに、自主的に棄権することが出来る。この場合、W/Dと記録される。
第25条
ゴール時刻から45分以内に、チームは他チームの規則違反を運営者に対して書面で報告することが出来る。また、運営者に対して競技面で不公平な事柄について、書面で提訴することが出来る。
第26条
主催者から発表された公式成績に対して意義のあるチームは、それが公表された日から7日以内に協会の委員会宛に書面で通知しなければならない。委員会は、主催者に対して成績を覆す権限を有しており、調査結果に従って成績を修正する権限を有する。これ以上の提訴は許されない。

得点

第27条
競技は、実際のスタート時刻から定められた競技時間が経過した時点で正確に終了する。これらの計時は、主催者の時計で定義される。競技終了時刻までにゴールできなかったチームは、減点となり、毎分ごとの減点もしくは主催者により事前に決められた点数の減点が行われる。30分以上の遅れたチームは成績順位を付けられず、LATEと示される。
第28条
チームスコアは、いかなる罰則もない場合、事前に決められた規則に従って、獲得し、確認されたチェックポイントの得点となる。より多くの得点を獲得したチームもしくは同点の場合にはより早くゴールしたチームが上位となる。
第29条
主催者により、チェックポイントの破損、設置間違い、紛失が認められた場合、次に示す条件に該当している場合に得点が与えられる。
一 破損、紛失により記印器具が見当たらない場合、チェックポイントに設置された用紙に正確な記録が残っていること。
二 紛失により記印器具と設置された用紙の双方ともが見当たらない場合、正確な場所を訪れたことを主催者に納得させることができること。
三 設置間違いによりチェックポイントが見当たらない場合、正確な場所を訪れたことを主催者に納得させることができること。
四 置き違えられたチェックポイントの正確な記録が残っていること。

一般事項
第30条
遭難信号を聞いたチームは、競技を中断し、必ず救助活動を行わなければならない。これらの救助活動中に発生する競技規則違反は罰則としてチームに課せられない。


上記日本語訳のテキストファイルも用意いたしました。二次利用される場合には、こちらをご利用下さい。

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