ロゲインとは


ロゲイン(ROGAINE)とは、ロゲイニング(ROGAINING)とも呼ばれ、オーストラリア発祥の大規模スコアオリエンテーリングのような競技です。
主にオーストラリア、アメリカ、カナダなどで盛んに行われ、チェコでも世界選手権が開催されるなど盛んなようです。しかしながら、競技が行われている国は非常に少なく、日本では2002年に長野県菅平高原にて開催されたのが最初と思われます。

日本人のロゲイン競技者(ロゲイナー)は、現在のところ、非常に少ないと考えられます。特に海外の大会に参加した日本人は、10名にも満たない人数です。国内では、2008年より、シリーズ戦を開始したこともあり、徐々に愛好者は増えてきており、各大会200名程度の参加があります。

今から始めても、日本代表になれる可能性が十分にあります。
ワールドカップや世界選手権も開催されている競技ですので、栄誉ある「ワールドカップ日本代表」の肩書きも夢ではありません。

競技は、先にも書いたように、大規模なオリエンテーリングと考えてもらえれば、おおよそのイメージはつかんでもらえるでしょう。ただし、大規模さは、並ではありません。いわゆるフルロゲイン(マラソンで言えば42.195km)は、制限時間が24時間です。この24時間に地図上に示されたコントロールに付与された得点をどれだけ多く集めるかが勝敗の鍵となります。地図の範囲も広大で、フルになると新聞1面ぐらいある大きな地形図(2万〜3万分の1スケール)に万遍なくコントロールが配置されています。各コントロールには、異なる得点が付けられており、順位は獲得した得点順となるため、どのコントロールを取るか作戦を立てることが重要となります。なお、優勝者でも時間内に全てのコントロールを取ることは難しいです。

全参加者が同一コースで楽しめる生涯スポーツ
このような事柄を書くと、ロゲインは屈強の身体を持った者のみが参加できる競技に思われがちなのですが、実際はそうでもありません。ハーフロゲイン(12時間)、クォーターロゲイン(6時間)なども開催されておりますし、日本国内では3時間や2時間というお手軽なミニ版も数多く開催されています。
クラスは「ジュニア」(20歳以下)、「一般」「ベテラン」(40歳以上)、「スーパーベテラン」(55歳以上)と年齢による区分及び男性、女性、混合と性別による区分に分かれています。クラスは分かれていても、コントロール配置や渡される競技地図は全クラス共通です。

1分、1秒を争って走る上級ロゲイナーから、お弁当持参の宝探しハイキングレベルまで幅広く参加者がいることもこの競技の特徴です。



使用できるナヴィゲーション機器は、主催者から渡される巨大地形図とコンパスです。ただし、24時間ということは、夜間もあるわけですし、仮眠を取りたくもなりますし、食事もとらなければなりません。ですから、ヘッドライトや水や食料などもリュックに詰めて運ぶ必要があります。
基本は、2名以上のグループで行います。それは安全上の理由が大きいためです。通常、単独ではやりません。グループ内での役割分担や意志疎通が勝敗の鍵になることは言うまでもありません。山の中で迷ったときにお互いに助け合うことが重要です。

今までオリエンテーリングをやったことのある人も、そうでない人も一度チャレンジしてみては如何でしょうか?
もちろん、山岳マラソン等を制覇している屈強ランナーも大歓迎。

一般的なロゲイニング大会ルール【概要版】

参加チームは、2〜5名で構成
競技時間は6時間(国際大会は24時間)
競技地図は、スタート20分程度前に主催者より支給
コントロールを回る順番は任意
各コントロールには、主催者により20〜100点程度のポイントが付与
コントロールは優勝者でもすべて回りきることが出来ない程度設置
コントロール通過証明は、専用ICカード(e-card)を使用
競技終了時刻を超過してゴールした場合は、毎分一定の点の割合(例:50点/分)で減点
減点の割合は当日地図支給時に発表
30分以上超過した場合は失格
順位は総得点から超過時間の減点を差し引いた得点で決定
同得点者がいる場合、先に終了した人が上の順位


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2009/08/13更新